YouTube動画のアップロード本数制限は約100本/24時間

多数の動画をYouTubeへアップロードしようとする場合、1日当たりのアップロード本数制限があるのか。あるとすれば、どれほどの本数なのか。

こうしたことが気になり調べたところ、「50本まで」とする過去の記載や「制限なし」とするウェブ記事が見つかりました。

しかししかし。

実際のアップロード上限

実地検証

2020年4月末に実際に試してみたところ、事前調査で得た情報と異なり、およそ100本ほど(※)アップロードしたところで下記の表示が現れました。


YouTube動画アップロード画面の上限表示

⚠1日のアップロード上限に達しました
24時間後に再びアップロードできます。詳細


※ドラッグ&ドロップにより複数動画の一挙アップロードをすると、いくつかの動画が重複して登録されてしまう事象があったため、ちょうど100本というわけではありませんでした。ので、今回判明したアップロード上限については90~100本程度の幅があることをご留意ください。

公式な数字

ちなみに、上記「詳細」のリンク先には下記のような表記があります。

注: 一度に最大 15 本の動画をアップロードできます。

これはPCからのアップロード時にドラッグアンドドロップで一挙に15本までの動画をアップロードできることを示すもので、一日(24時間)あたりの制限ではありません。

YouTube公式ヘルプには1日あたりの本数制限に関する記載がない…ことをもって「制限なし」かとも思われますが、実際には「アップロード上限」が確かに設定されていました。

もしかすると「チャンネルの継続期間」、「登録者数」、「累計視聴時間」、「公開済み動画本数」などの変数に基づくチャンネルごとに違った設定値があるのかもしれません。実際のところは不明ですが…。

24時間とは?

また、ちょっと気になる点はアップロード上限の説明文に記された「24時間」という表現です。

素直に読めば上限に達した時点からちょうど24時間で制限が解除される、というもの。

ですがやや穿った見方をするなら、例えば「毎日決まった時間に制限がリセットされる」可能性も。あるとすればYouTube公開日の基準となる太平洋標準時(PST)で0時にリセットがかかる、など。日本標準時(JST)との差で24時間がちょうど24時間と異なる可能性があるような、ないような。

なにか新たな事実がわかれば、追記したいと思います。

追記

上記の制限発生後、24時間以内(およそ18時間経過後)に再アップロードを開始したところ、問題なくアップロードすることが出来ました。

したがって、「上限に達した時点から24時間経過しないと再アップロードできない、わけではない」という(否定的な)結論を得ました。

ここから何か具体的かつ肯定的な説明ができるわけではありませんが、ご参考まで。

YouTube Data API使用時の制限

すこし話はそれますが、プログラミングの心得があれば自作のアプリケーションなどからYouTubeへ動画を投稿することも可能です。YouTube Data APIと呼ばれる仕組みを利用します。

YouTube Data API

これを使ってYouTubeへ動画をアップロードする場合にも、やはり制限があります(2020年4月時点)。

その数、5または6(※)。

手動でのアップロードに比べれば、APIを介したアップロードには非常に強い制限がかけられているようです。かつてはもっと余裕があったようですが、最近になって数が絞られてしまったと、2019年以前に書かれたいくつかのウェブ記事には記載がありました。

※すこし専門的な話
YouTube Data APIの利用登録をすると1日当たり10,000クォータ(APIを利用する際の通貨のようなもの)が与えられ、動画アップロードには約1,600クォータが必要です。したがって、5本で約8,000クォータ、6本では約9,600クォータとなり、これ以上のアップロードが出来ません。クォータを増量する場合には申請と承認が必要です。