ウェブ業界用語に「バズる」という言葉がありまして。SNSで話題になりサイトへのアクセスが急増することを意味するみたいです。
当社ウェブサイトも2015年2月18日頃より、はてなブックマーク、Twitter、Facebook、Google+などを介して多くの方にシェアしていただき、さらには「ねとらぼ」さんに採り上げていただいた記事がYahoo!ニュースに掲載されたことでより多くの方にアクセスを頂き、めでたく「バズる」結果となりました。
「バズる」の語源は蜂の集団の羽音「buzzzzz…」だそうで、そう言えばかつて新聞広告で頻繁に見かけた(今もあるのでしょうか?)『家出のドリッピー』という英語教材で聴いたことあるなぁ、とここ数日は何度か繰り返し思い出しています。
バズズズズズズ…
提起されたいくつかの疑問
コメント等を見る限り「ネタかと思ったらガチだった…しかも真面目に使いみち考えてあるやん!」といった好意的な捉え方をしていただけたみたいで、誠にありがとうございます。
目についたコメントやお問い合わせいただいた内容をいくつか拾ってみたいと思います。
どうして今までなかったんだ!?
どうしてでしょうね?
実は随分前にYahoo!知恵袋で「介護で使いたいのですが、偽薬はどこで買えますか?」と質問した方がおられまして、その時は「偽薬とは、…云々」とはぐらかすような答えしか出ていなかったのです。以前から需要はあったのに、供給が全くなかった。
「偽薬」という字面が怪しすぎるからか、ある種の「無」を捉えることが難しかったからか…。
すぐにマネされそうだな
すぐにマネしてください。
「偽薬」というのはコンセプトであり、商品そのものではありません。今現在「偽薬」カテゴリーで一般販売されている商品はほとんどありませんが、ご利用される方の用途や好みなど様々な商品ラインナップが考えられます。
また「練習用」や「介護用」だけでなく、実は包装会社や印刷会社から「工業用偽薬」にも需要があります。
- 新規開発した薬の包装機械を「偽薬」で試験したい。
- 医薬品に刻印する機械のテスト用に「偽薬」を利用したい。
こうしたお問い合わせをいただくこともありますが、8 mm径の『プラセプラス』ではそうした多岐に渡る要望にお応えできていないのが現状です(もちろん、今後対応予定ではありますが)。
参入障壁は無いに等しいので、是非マネしてみてください。
多くの人に知られてはマズイというジレンマがありますね
仰る通り、「偽薬」が世に出回っていることが広く知られることによるデメリットが存在しています。薬を飲む際に「これは本物か?偽薬か?」と常に疑いの目を向けなければならなくなると、確かにマズイですよね。
「PTP包装などでもっとホンモノっぽく」との声もありましたが、簡単に見分けがつかなくなると困る場合がありますので、現状では褐色の瓶入り、また見る人が見れば「偽薬」であることが分かる粒の仕様になっています。
「偽」とか「PLACEBO」という刻印でもして粒自体が明らかに「偽薬」であることを主張できれば良いのでしょうが、そうすると用途が大きく制限されて…難しい問題です。
“(特定の)あの医薬品”の偽薬が欲しいのですが?
残念ながら、今あるホンモノの医薬品そっくりの「偽薬」を製造・販売することはできません。
何故ならそれは「偽薬」ではなく、「偽造薬」だからです。
「偽造薬」の製造は国際的にも大きな問題となっています。身近な人、大切な誰かの「薬の飲みすぎ」を控えさせるためという理由が正当なものであれ、バレないほど精巧なニセモノを作ってしまえば社会的な混乱の元となってしまいます。
お役に立てず申し訳ありませんが、別の方策を考えてみる以外にありません。
臨床試験や治験でプラセボ製薬の製品が利用されているの?
臨床試験や治験などでも「偽薬」が用いられることがありますが、当社の製品がそうした試験で用いられることはまずありません。
試験で用いられる「偽薬」は、大きさや色、匂いなどからは敢えて実薬と区別がつかないように作られます。そうした目的でつくられた「偽薬」が一般に流通することはないとお考えください。
おなじ「偽薬」でも、全くの別物とお考えいただいて差し支えありません。
ニセモノ製薬
「ニセモノ製薬」の検索キーワードで当ウェブサイトへお越しの方がおられましたが、当社名は「プラセボ製薬」です。
「ニセモノ製薬」は直截すぎるよぉ…。
ご意見・ご感想をお待ちしております
今回ウェブニュース等で採り上げていただき、多くの方に『プラセプラス』をお試しいただく機会を得ることが出来ました。
使ってみてのご意見・ご要望・ご感想等がありましたら是非お寄せくださいますようお願い申し上げます。商品開発・改善に活用させていただきます。