トイレが寒い・洗面所が冷える・便所が凍えるなら心から暖かくする対策法を

寒くなると何故だかトイレが近くなって困るのに、トイレが震えるほど寒くって憂鬱だわ…

窓も閉めきって断熱シートまではったけど、底から冷気が湧き出してくるみたいに冷える…

暖房器具を置いてはいるのだけれど、常時運転しているわけではないから全然暖まらない…

海外から旅行で来られた方が一番驚かれるのが「ワーオ、便座が温かいじゃないのよ!最高ね!」という温感洋式便座先進国の日本でも、冬場のトイレや洗面所の寒さに悩んでいる方は大勢おられるようです。

冬に冷えるトイレに対処する方法として、「室温を上げる/下げない」という対策法が採り上げられますが、最も重要な点を見落としてしまっています。

ココロが重要?

我々ヒトの身体には、「温度」を正確に測る機能が与えられていません。温度計を用いて知ることができるのは、ただの物理的な数値に過ぎないのです。それよりも大切なのはココロの問題、すなわち「体感温度」です。

体感温度の事を考えずにやみくもに室温を上げようとしても、冬場であれば恐らく25℃以上でないと「冷え」や「寒い」感覚は消えません。隙間風を防いだり暖房器具を置いてみたりしてもこれらの感覚が消えないのは、体感温度が低すぎるからです。

逆に言えば、体感温度さえあげてしまえば「暖かみ」や「温かさ」や「あたたたたかい!」を心から実感できるものなのでした。

トイレで体感温度を上げるには?

photo by photo-ac.com
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上の2枚のトイレ写真を見比べてみてください。左(上)は何だか暖かそうではありませんか?

実はこのトイレや冒頭の写真にあるトイレは、「照明の色」にまで気を使ったハート・ウォーミングなトイレなのです。光の色がオレンジっぽい色をしていますよね?このオレンジ色の電球の色は「電球色、ウォーム色、リラックス色」などと呼ばれる一般的なものです。

これを使いこなせるようになれば、屋内の何だか寒い感じは薄らぎ、心に染み入るような温感を手に入れることができます。

大型量販店なら電球色の電球がおかれているはず。少しでも安く手に入れたいなら、ネット通販がやはりおすすめです。

今取り付けられている口金の口径(E26とかE17とか)を調べたら、あとはお好みの明るさや光の広がり方のタイプを選ぶだけ。いくつか購入して実際に試してみないことにはどれがいいのか分かりませんが、生活を改善する一つの実験「自家版、ためしてガ○テン!」を楽しく実施してみてください。

何度か失敗したって、十分に元が取れるくらいの効果がありますよ!

電球色はどうして温かい?

心理学の分野では「共感覚」として知られる、ヒトの持つある種の特性があります。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、温度感覚は互いに影響を与え合い、ある感覚が別の感覚を惹起するときそれを共感覚と呼びます。文化などによって共感覚は異なるとされていますが、火の色に近い「オレンジ色のあかり(視覚)」が「暖かさ(温度感覚)」を呼び起こすことは世界中で共通しているようです。

暖色のあかりによる体感温度の上昇は、一種のプラセボ効果と言えるかもしれませんね。

トイレに電球色を導入する際の注意点

トイレに電球色を採り入れることで、明らかな心理的温感効果があります。冬の訪れとともに電球を交換すれば、これまでにない快適トイレライフが訪れるのは間違いありません。

しかしながら、一つだけ注意点があります。それは、おしっこやうんちの色が分かり辛くなることです。より正確に言えば、全然わからなくなります。

小便や大便の色は健康のバロメーターであり、観察を続けることで体内の異常をいち早く察知することができます。便に血が混じれば明らかに黒く(赤く)なるなど、主に「色」によってその変化を知ることができる大切な健康指標なのですが、オレンジ色のあかりの下ではそれらの「色」情報が覆い隠されてしまいます。

耐えがたき寒さを感じているのなら電球色への交換をお勧めしますが、排泄時の「色」情報が失われやすくなる事だけは忘れないでください。

春か夏になってトイレの照明を白っぽい電球に交換した時、全然違う見え方をするそれらを見てびっくり仰天しないように…ということも付け加えておきます。

また高所での作業になりますので、電球交換時の転倒・転落にはどうか十分なご注意を。

LED電球がやっぱりお得?

今から電球交換となると、もうLED電球が第一選択となるでしょう。白熱電球や蛍光灯の勢いは風前の灯となってしまいました。

なぜLEDかって?

長い目で見れば、おトクだから。ということも、もちろんあります。しかし、LEDならもっと凄いことができてしまいます。

それは、「光色切り替え」機能。

暑い時期は白っぽい光を灯し、寒くなれば温かみのある光に切り替える。そんなことが一つの電球で出来てしまうのがLEDのスゴイところ。

ご購入の際は口金の大きさに気を付けつつ、適切な電球をお選びください。

適切な照明で、快適なトイレ・ライフを。

最後は無理せずストーブを

照明を変える。それだけで、体感温度は確実に上がります。しかし、真冬の寒さを克服するには不十分…かもしれません。肉体を凌駕する精神論も、心理的ぬくもり効果も、最低限度のトイレ室内温度があってこそ。

入ったときにだけ温風を送ってくれる人感センサー付のファンヒーターなら、消し忘れにより無駄な電気代を喰うことがありません。また、子供さんが触れても火傷しにくい安心設計。

トイレの電気色を変えてもまだ寒い!朝の10分が毎日苦痛!そんな時は、無理に我慢せず文明の利器のご活用を。