プラセボ効果をSEO対策にググってみた

Google社は、検索エンジンを始め多くのWebサービスやWebサイト管理サービスを無料で提供しています。

その理由の一つは、より優れた情報に、より速くアクセスできるようにしてユーザーの利便性を向上させることにあります。

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。

https://about.google/

Google業

こうした使命を果たすため、「検索結果の表示順位を決定する」という単純かつ深遠な活動に落とし込み、黙々と、時に大胆にこなしつつ、検索を利用して情報を得ようとする人のみならず、全てのWebサイト作成者をも巻き込んでこの活動に従事させようとしているのです。

Win-Win-Win

Googleが築き上げたこの環境においては、Webサイト作成者による情報のブラッシュ・アップが適正な競争によって常に起こり、そのことでまたGoogleの扱う情報価値がより一層高まり、ユーザーの利便性が向上するというWin-Win-Winのポジティブ・フィードバック・ループが組み込まれています。

これほど大きなポジティブ・フィードバック・ループを築き上げ、参加者の熱意を生み出し続けるシステムは他に見当たりませんし、人々の生活を、世界(観)をこれからもまだまだ変えてやるという気概には恐れ入るしかありません。

Google、恐るべし。

SEOはお好き?

Webサイトの作成や運営にかかわる人にとってはSEO(Search Engine Optimization; 検索エンジン最適化)を避けて通ることはできません。

SEOとは何か?

上に記したGoogleシステムで名乗りを上げることです。具体的には、「あるキーワードで検索をした際に、より上位で(できれば1ページ目以内に)表示させること」でしょうか。

上位に表示すればするほど、そのWebサイトやページを訪れる人が多くなるのは言うまでもありません。人が集まるところの方が商売がうまくいく、というのは文明開闢以来変わることのない真理です。

ちなみに2014年7月29日現在、プラセボ製薬のWebサイトはインデックス登録されてはいるものの、「プラセボ」や「プラセボ」で検索しても全然見当たりません(出稿している広告は別)。それはもう、絶望的に低順位だからです。

誤ったSEOを施しているか、まだ時間が掛かるだけなのかは判然としませんが、今やれることをやるしかない。というのが現状です。困ったことに。

プラセボ効果をググってみる

困っているだけじゃ進歩がないので基礎情報としてプラセボ関連語(全19項目)を単独で検索した際の「ヒット件数」と「ユーザーによる月間平均検索数(直近12ヶ月)」を調べてみました。

「地域:日本」での本日(2014/7/29)付検索結果であることを予めお断りしておきます。

単語ヒット件数(件)月間平均検索数(回)
PLACEBO13,100,0001,600
PLACEBO EFFECT2,600,000110
プラセボ957,0004,400
プラシーボ633,0003,600
NOCEBO481,00040
プラセボ効果443,0001,300
プラシーボ効果427,00014,800
偽薬272,0001,000
偽薬効果177,000210
NOCEBO EFFECT146,00030
プラシボ29,70070
ノシーボ効果21,900
ノシーボ9,470
ノセボ9,160120
ノセボ効果8,450260
ノーシーボ8,08070
ノーシーボ効果5,470320
プラセーボ5,20020
ノーシボ108

こんな感じですね。

プラセボ検索から見えてくるもの

「プラセボ(placebo)」と言っても、それが指すものが一つだけに限定されるものではありません。

様々な「プラセボ」

  • イギリスのロック・バンド
  • サーフボードのブランド名
  • パン屋
  • バー
  • 日本のヴィジュアル系バンド
  • 動画スタジオ
  • 劇団
  • 怪しい製薬企業

などなど、「偽薬」と言う意味以外でも多く使われており、それらも一緒くたに検索結果に表示されます。

最多検索回数は「プラシーボ効果」

また多くのツイートで「プラシーボ」や「プラセボ」が使われており、検索件数は増える傾向にあるようですが、「ノセボ」関連語に関してはその知名度の低さからか、ヒット件数も少なければ検索回数も多くありません。

そして上記の表からわかる最も重要なこと。それは!プラセボに関する愛されワードの第一位が「プラシーボ効果」やということです。そ、そやったんか…。

プラセボ製薬がSEOで目指すべきところ

SEOは手段であって目的ではありません。

まずは多くの人に当社のことを知っていただき、理念に共感いただいた上で、できれば「プラセプラス」をお買い上げいただくという目的に適ったSEOを行わなければならないのです。

そこで、真っ先にやるべきことは何か?

圧倒的な検索数を誇る「プラシーボ効果株式会社」に改称、ですね。

いやしかし、「プラセボ」にこだわって掲げた社名ですので、この施策はちょっと…と言うわけで2点ほど今できることを考えてみました。

・キーワードとして「プラシーボ」と「プラシーボ効果」をちりばめる
・「プラセボ」の認知度を上げ、検索数を増やす

出来ることからコツコツと、のDIY精神で「プラセボ」&「プラシーボ」&「プラセボ効果」&「プラシーボ効果」のキーワードでトップ!(か1ページ目)を狙っていこうと思います。