ビジネス書・自己啓発本に感銘を受けたら実践したい習慣

ビジネス書や自己啓発本を読んで感銘を受けたとき、実践すべきことはただ一つです。

行動を変える

たったこれだけ。なのに、できない。

多くの人がハマりがちな罠を避けるため、人の本能に根ざす生来の「怠け癖」について知っておきましょう。

ビジネス書・自己啓発本の類

書店に行けば目新しいビジネス書が書棚に溢れ、自己啓発本の題名が私たちの目と脳髄に訴えかけます。

溢れる新刊本

雑誌棚におかれた今週号のビジネス誌に踊る太字ゴシック体の煽り文句に目を引かれ、ビジネス書コーナーや自己啓発本コーナーでは目移りするほど多種多様な新刊本たち。

またAmazon.co.jpや楽天市場などネット上のショッピングサイトで画面に表示される「あなたへのおすすめ」や「この本を買った人はこれも購入しています」などでも大量の情報が提示され、私たちの目を引き付けます。

こ、これを読んで実践すれば人生変わってまうんやなかろうか…?(関西弁)

そう思ったが最後、手に取って中身をチラ見し、これまでにない運命的ときめきを感じ、独り静かに決意を固めます。

これ読んで実践しよ。人生変えたろ。明日はたぶん、今日よりも明るいはずや。なんてったって「明るい日」やからな!ウハハハ…

レジで代金を支払い、帰りの電車で読み始め、寝る間を惜しんで読み通す。あとは実践あるのみ…。

繰り返される運命的出会い

しかし気づけば一週間後の同じ時間、同じ書店にて運命的な出会いに遭遇します。

それは先週も同じ場所に置かれていたものかもしれませんし、大量に出版される目新しい新刊本の中の一冊かもしれません。

こ、これを読んで実践すれば人生変わってまうんやなかろうか…?

インターネットショッピングや買い物にトキメキを求める健忘症的な一部の消費者が、自己啓発本や自己啓発系のビジネス書市場を支えているのは間違いありません。

ビジネス書・自己啓発本に対する低評価

自己啓発本を何冊も読みこなす人がいる一方、「なんか違うよね」とそういった類の本から距離を置き続ける人がいます。

自己啓発への違和感

ってか、そんなの読んでるとこ他の人には見られたくないっていう、ね。

もちろん自分のやりたいこと、好きなことに自由に時間を使っていいのが人生のルールなので、どういう評価を下してそれを行動に反映しようが構わないわけです。

ただ、自分が信じようと思ったことを他人にどういわれようと信じてみるのも悪くない人生ではないかと思います。

評判が悪いのは、営業ツールだから?

どうして自己啓発本や溢れんばかりに存在するビジネス書を毛嫌いする人がいるのでしょうか?

理由の一つは、「本は著者の営業ツールだから」でしょうか。

  • 明確に著者自身が主催するセミナーに勧誘
  • 暗に著者が所属・経営する事業体の商品やサービスへ誘導

また個人名で活動する社長、コンサルタント、講演家、士業、フリーランス。様々な職種内で多くの人が競争に参加している以上、顧客に選ばれる為には差別化が必要となってきます…と、多くのビジネス書では語られていますね。

これ、私が書いた本です。一冊どうぞ

すごく魅力的な差別化されたアプローチとなるのではないでしょうか?

著作を有している、本を一冊書いているというのは専門家であるか否かを素人目に判定する優れたツールとみなされています。

であれば、営業ツールとして、武器として本を活用するのは有効だといえるでしょう。

当たり前すぎるから、嫌い?

またビジネス書や自己啓発本の類を嫌う方々が挙げる嫌いな理由として、以下のようなものもあります。

どれも同じような事しか書かれていないから

周囲の環境に恵まれていたのに、著者自身の努力話にすり替えられているから

とても興味深い意見ですね。

繰り返しになりますが、恐らく、自己啓発本やビジネス書を読んでいる人は控えめに言ってそれらの本を「よく読んでいる人」でしょうし、もっと言えば「延々読み続けている人」なのでしょう。

同じ人が、同じような努力譚と当たり前の教訓しか書かれていない本を買い続けている。

はて、当初の目的は一体どこにあったのでしょうか?

自己啓発によって人生を好転させるはずが、同じところをぐるぐるとまわり続けている…いったいぜんたい、どうして?

行動を変えよう

自己啓発本やビジネス書を何冊も読み込んだことを誇るのは、今日で終わりにしましょう。トキメキにときめき続けるのは、やめにしましょう。

未来を変える策は、天地開闢以来一つしかありません。

行動を変え、実践する

たった、これだけです。

人生を変える一冊に出会ったら

こ、これを読んで実践すれば人生変わってまうんやなかろうか…?

そう思ったのなら、それを信じて実践してみましょう。何冊読んでも何も変わらないのは、圧倒的に実践が足りないからです。

実践とは何か?

感銘を受けたその本に従うとしたら具体的にどういった行動をとるべきか考え、実際に、そしていくぶん盲目的に行動に移すことです。

行動を変えること。

それ以外の何かを変えることは叶いません。変えられるのは、今の行動だけです。

あらゆる場面で書籍の通りに行動を替え、それを習慣化してしまいましょう。

習慣化に立ちはだかる壁

行動をかえる。そんな単純なことが簡単でないわけは、私たちの脳にあります。私たちヒトの脳は「変わらない」ことに至上の価値を見出しています。

変わらないために、脳はあらゆる努力を為す。

そんな風に言われることがあるほど、一度身に付けた行動習慣を変えることは難しいようです。

本能的な「変わらない」ための抵抗に対して、何かできることはあるのでしょうか?

それが、あるんです。

プラセボを使った習慣化習慣とでも呼ぶべき方法があります。

プラセボで始める30日習慣

プラセボとは、有効な成分を含まない偽薬のこと。この偽薬をその日出かける前に飲んでみましょう。

念じながら飲むプラセボ

今日一日だけ、行動を変える

そう念じながら飲み込んでみましょう。そして、一日一日、同じことを繰り返しましょう。

数週間後には、プラセボなしに、さらには意識することなしに行動が変わってしまっている自分に気が付くでしょう。

新たな行動が習慣化してしまったのです。

プラセボだと、どうして習慣化できる?

プラセボを出がけに飲む。その簡単な行動自体を習慣化することは、書籍に示された行動や思考を変えるより容易いことのはず。

しかし、簡単に身に着けられる習慣をリマインダーとして比較的困難な課題に取り組むことは、その課題への取り掛かりのハードルをいくらか下げてくれます。

習慣化補助行動を習慣化しつつ、狙い定めた行動を関連づけて習慣化しましょう。

人の習慣も14日間?

ある日用品のCMで「14日間チャレンジ」などという提案がなされているのを聞いたことはありませんか?あるいは、健康食品などで「まずはお試し2週間」などなど。

人の習慣は簡単に変えられるものではありません。

しかし、全く変えることができないというわけではなく、14日間程度、意識的に続けていればそれが新たな習慣として根付くアタマの柔らかさ、脳の可塑性を持っています。

習慣の力を侮ってはいけません。

どういう状態を指して「習慣化」と言うのでしょうか?それは、少なくとも「その行動をしないと何となく気持ち悪い、落ち着かない」というレベルです。

ビジネス本や自己啓発書籍に感銘を受けたのなら、「その行動をしないと何となく気持ち悪い、落ち着かない」というレベルで習慣化し、我が身に落とし込むことを実践すべきです。

プラセボ製薬の「プラセプラス」

プラセボ製薬が販売している『プラセプラス』は30粒入りのプラセボ粒。

1粒減っても見た目は大きく変わりませんが、10、20と減らすことに喜びを見出すことのできる習慣化促進の仕組みがあります。

30日後、現在とは明らかに異なったあなたの姿もはっきりと見えてくるのではないでしょうか?

「プラセプラス」には人生を変える成分や習慣化を促す成分はもちろん、どんな有効成分も含まれておりません。行動を変えるきっかけにしかなり得ないものです。

しかし、感銘を受け、感動に打ち震えるほどのビジネス書・自己啓発本に出会ったらすべきことはたった一つしかありません。

行動を変える

それさえできれば、人生は変わってしまうかもしれません。ご自身の人生で、またご自身の責任でお試しください。

習慣化のために意識的に行動を変える日数として30日、およそ1カ月は非常に適切かと思われます。

怠け癖だって過去に身につけた習慣

怠け癖やサボり癖だって、過去に身に着けた習慣の一つです。

自己啓発本やビジネス書をよく読むタイプの方には、こうした習慣を長い年月の間育み続けたという方も多いのではないでしょうか?

物事を先延ばしにする自分に嫌気がさし、気の乗らない仕事を後回しする自分を責め、逃げ癖が自尊心を傷つける。

それもまた、ある種のクセのようなものでしょう。

何もそれはあなただけの特質ではありません。他者との比較で物事を判断することに慣れた人間社会において、また成功者の姿が目に映りやすい現代社会においては、ありふれた悩みの一つです。

自らのクセを自覚し、不安になりながら何もしない・できない人もおられます。甘言で誘い込む成功請負セミナーに未来を託す人もいます。自己啓発本やビジネス書を読み漁る人だって大勢いるでしょう。

そのパターン化された行動に自覚的になり、それでもなお変えようとするのは勇気のいることです。

行動を変える

その決意に、一歩踏み出す勇気に「プラセプラス」が少しでも助けになれば望外の喜びです。習慣化習慣を、はじめてみましょう。